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ハイコントロール

ハイコントロールの特長

  • 各種溶出タイプがありますので施肥時期、希望肥効期間、適応分野等を考慮してもっとも適したタイプを選択できます。

  • 濃度障害がなく一度にまとめて多量施肥しても安心で、通肥回数を減らすことが出来ます。

  • 肥料養分が徐々に溶出するため、肥効期間も長く、植物の養分利用効率が向上します。したがって、灌水の多い施設栽培にも最適です。

  • 養分の溶出は土壌条件(pH・容水量)や土壌の種類によって左右されないので、どの様な土壌でも理想どおり肥料を効かせることが出来ます。

  • チッソだけでなくカリも緩効化しているので、一時的に土壌中の塩類濃度を高めたり、カリの贅沢吸収を促進したりして苦土欠乏症を出す原因になりません。

  • どんな肥料や用土と混合しても安定した効き方をします。

ハイコントロールの銘柄一覧

銘柄 タイプ 成分 (%) 適応分野 備考
ハイコントロール
650
100, 180, 360, 700* 16-5-10 法面緑化(草本類) 芝草・森林・緑化樹観葉植物類 チッソ高のL型銘柄
約20粒/g (2.8~4.2mm)
ハイコントロール
085
70, 100, 180, 360 10-18-15+総合微量要素 法面緑化(木本類) 花卉類・花木類 リン酸高の山型銘柄
約40粒/g (2.4~3.5mm)
ハイコントロール
オール10
70, 100, 140 10-10-10 +10 (カルシウム) 花卉類・野菜類 リン酸高の山型銘柄
カルシウムは吸われやすい 硫酸石灰の型で含まれる 約40粒/g (2.4~3.5mm)
ハイコントロール
トータル391
70, 100, 140 180, 270 13-9-11 +総合微量要素 花卉類・野菜類 (用土混合に適す) 微量要素入りで育苗から元肥まで全般に適する
約40粒/g (2.4~3.5mm)
ハイコントロール
マイクロ280
70, 100 12-8-10-2+総合微量要素 セル育苗・ポット育苗
スポーツターフ(グリーン)
セル育苗等に適するマイクロサイズ
培土への機械混合に適する
約350粒/g (1.0~1.5mm)
マイスター
MX07
50*, 100*, 140* 160*, 180* 20-7-11-2 スポーツターフ 速効性肥料に被覆チッソをブレンド
追肥省略型肥管理が可能
約40粒/g (2.4~3.5mm)
フラワーコントロール
550
140* 15-15-10-2 花卉類・野菜類
法面緑化(草花類)
速効性肥料に被覆チッソ・被覆カリをブレンドした全量一発施肥栽培向き肥料
約40粒/g (2.4~3.5mm)

荷姿:*印は20kg、その他は10kgです。

ハイコントロールの溶出タイプ

ハイコントロールには銘柄によって各種溶出タイプがありますが、この意味は平均土壌温度が25℃の時に、含まれているチッソの80%が溶出するのに要する日数で決めています。 土壌温度が低温で推移した場合は肥効期間が長くなり、高温で推移した場合は短くなります。これは植物の生育とマッチし良好な生育が期待できます。

ハイコントロールの溶出機構

コーティング肥料の溶出の仕方には、右の図のように
① 被膜自体の崩壊によって内部の養分が放出するものと
② 拡散によって徐々に溶出するものとがあります。

“ハイコントロール”は拡散溶出タイプで、写真のように樹脂によって完全に被膜が形成されています。土壌中の水分は被膜にある微細な穴を通じて侵入し、内部の肥料分を溶解します。そして溶解した肥料分は、微細な穴を通じてにじみ出るような状態で、徐々に被膜の表面に出てきて植物に吸われていきます。

ハイコントロールの断面(電子顕微鏡150倍)

ハイコントロールの表面(電子顕微鏡20,000倍)

ハイコントロールの効果

<法面緑化とハイコントロール>

左: 慣行区(化成肥料)
右: ハイコントロール650-180施用区
法面緑化に対する“ハイコントロール”の効果がはっきりわかります。

慣行区 ハイコントロール

慣行 133g/m²・10cm

植物の根は普通、高濃度のチッソ肥料粒を避けるように伸びていきますが、ハイコントロールの粒からはチッソ分が徐々に溶出するため、粒の周りにも根が伸びてきて、ハイコントロールの粒を包んでいるのがわかります。

(関西グリーン研究所提供)

100g/m²・10cm

芝の根の生育は、ハイコントロールの施肥で非常に良くなっているのがわかります。(関西グリーン研究所提供)