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大地(土壌環境)にやさしい!化学合成緩効性肥料
イソブチルアルデヒド縮合尿素は尿素とイソブチルアルデヒドを縮合反応させた化合物で、主に加水分解によって分解(無機化)される緩効性肥料(商品名IBDU)です。 全窒素31%の白色顆粒状で、水に対する溶解度は尿素の1/1000程度です。粒の大きさによって溶解速度を調節でき、各種の化成肥料、成型肥料、配合肥料の原料として使用されています。 「IB;(アイビー)」肥料と呼ばれているものは、イソブチルアルデヒド縮合尿素を含む肥料の総称です。水田、畑作のいずれの場面でも使用できる緩効性肥料です。
「スーパーIB」、「グッドIB」は、IB肥料の機械施肥やBB肥料の原料への適応品として開発されました。「スーパーIB」(全窒素32%)はイソブチルアルデヒド縮合尿素に硬化材を添加して造粒し2~4mmに製粒化したもの、「グッドIB」(全窒素33%)はイソブチルアルデヒド縮合尿素に硬化材と溶出促進材を添加して造粒・整粒化したものです。
※「IB」「IBDU」「スーパーIB」はジェイカムアグリの登録商標です。
この肥料は、スーパーIB粒と高度化成を混合し、チッソ成分の6割が緩効性のスーパーIB粒で、ゆっくりと長期間効きます。
肥効持続期間が120日程度あります。
施設、トンネル、マルチ栽培等で、急激な温度変化にも安定した肥効を示します。
濃度障害やガス障害の心配が軽減されます。
チッソ成分が高いので従来のスーパーIBより省力型です。
リン酸・カリを抑えていますので、リン酸・カリの抑制地帯に最適です。