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作物の生育にマッチした養分の供給!コーティング肥料(被覆尿素肥料)
作物の生育に合わせて、肥料成分の溶出を調節する被覆尿素肥料が「LPコート」と「エムコート」です。すなわち、主にポリオレフィン系樹脂と天然鉱物などの材料で特殊加工した膜で粒状尿素をコーティングした、白色球状の肥料です。
特長として、
(1)作業が楽:全量基肥施肥により追肥労力を軽減できる
(2)低コスト:肥料成分の利用率が高いので減肥が可能
(3)生産性が向上:養分供給が均一化されるので作物の品質が揃う
(4)環境負荷を軽減:肥料の利用率が高いので地下水・大気への汚染を軽減できる
(5)膜は環境分解型:膜は光によって崩壊が促進され、崩壊後に微生物分解を受ける
等が挙げられます。
溶出タイプには、施肥直後から溶出が始まる直線(リニア)型と、初期の溶出が一定期間抑えられた後に溶出が始まるシグモイド型があり、25℃の土壌中で窒素が80%溶出する日数をタイプとして名称に用いています。
肥料成分の溶出を予測することができるため、作物が必要な時期に必要な量だけ肥料を効かせることも可能です。各地の栽培条件に適した肥効が発揮できるようにした配合肥料として、全国各地の生産者様へ提供しております。
被膜の崩壊性を大幅に向上させた「Jコート」も開発しております。
※「LPコート」「エムコート」はジェイカムアグリの登録商標です。
ケイ酸は稲に極めて重要で、たいへん必要な成分です。
厳選された良質なケイ酸質肥料がたっぷり含まれていますので、安定稲作をたすけます。
出穂頃まで持続的に肥効を発揮するシグモイドタイプの肥効調節型肥料が含まれています。
田植えから出穂期の間、チッソ追肥を省略できます。
原料に緩効性カリ肥料を使用しています。このカリ肥料は、出穂40日前頃までよく吸収されるためカリの中間追肥を省略できます。
籾数確保、登熟向上が期待できます。